hitorioyamama’s blog

ひとり親のリアルな生活&役立ち情報

離婚までの葛藤③〜虐待通報・録音事件〜

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家族で過ごす時間を増やすために、

お金にもっと余裕を持たすために、

 

私が正社員で働いてお金の足しにするから、

土日どちらか1日と祝日はお休み、

平日の3回は息子が起きてる時間に帰宅。

という約束をし日々過ごすことになりました。

 

 

 

 

しかし、、、

 

 

正社員としての生活が始まってからも、元旦那は働き方を変えてはくれませんでした。

 

働き方の約束をした時に、きっちり守れないかもしれない。

と言われていましたが、以前と全くかわらなかったのです。

 

 

私の不満はだんだん大きくなり、仕事と育児で忙しく、

心に余裕を持てなくなっていました。

 

 

正社員で働き出した意味ないやん。

私がしんどくなっただけやん。

なんで約束破るの?

 

 

この想いがグルグル回り、元旦那の気持ちを考えたり、感謝することを忘れていきました。

 

3ヶ月経っても半年経っても、生活は全くかわりませんでした。

 

私も精神的にキツくなっていき、元旦那に辛く当たっていました。

 

この時に元旦那も精神的にうつになり、病院から鬱病です、と言われたそうです。

 

原因は私のヒステリックだったようです。

 

 

約束を破らないで、と喧嘩になった時に

しばらく実家に帰って欲しいと言い、

元旦那の仕事に必要な荷物をまとめた事があります。

 

 

その日は帰ってこず、

翌朝帰宅し荷物などを取りに来ましたが、言い合いになりました。

 

息子の前で喧嘩をしてしまっていたので、息子は泣きじゃくっていました。

今思えば本当に申し訳ない事をしました。

 

怖かっただろうな。。

 

 

泣きじゃくる息子を保育園に送りに行く時間になったので連れて行こうとしたら、

 

旦那にとんでもない一言を言われたのです。

 

 

 

 

 

虐待で通報するぞ。

 

 

 

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

今の会話は全て録音してるから。

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

虐待?

録音?

 

何を言われているのか理解するまでに数分かかりました。

 

 

毎日毎日1人で育児してるのに、なぜそんな事を言われないといけないのか。

自分なりに精一杯頑張ってきたのに。

 

悔しさと、悲しさと、虚しさが一気に押し寄せて、私の中の何かがプツンと切れました。

 

不満な気持ちの上に不信感も加わり

私は元旦那に思っている事を何も言わなくなりました。

 

 

後から聞いたのですが、うつ病と診断した精神科の先生が

私のヒステリック具合を録音しとくように言ったそうです。

 

離婚する時に有利になるように。。

 

 

もうこの頃から元旦那は、離婚を頭の片隅に考えながら生活していたのかもしれません。

 

 

些細なすれ違いから、何度も何度も歩み寄ろうと、歩み寄って欲しいと頑張ってきたけど、私ももうこれ以上は無理だと思いました。

 

離婚までの葛藤②〜約束〜

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離婚までの葛藤①でお伝えした通り、

元旦那のハードワークがきっかけで私たち夫婦には心の亀裂が入っていきました。

 

多額の借金やDVなど、悲惨な家庭環境で苦しんでる方がいらっしゃる中、

私はとても恵まれてると思います。

 

小さな悩みですし、求めすぎていたのかもしれません。

話せば何でも分かってもらえると思っていた私の甘い考えがダメだったのかもしれません。

 

家族の絆を深める上で、何を優先するか、どう行動するかの価値観の違いだと思います。

 

朝8時に家を出て、終電で帰る。を繰り返す旦那にお願いをしました。

 

もっと家族で過ごす"時間"が欲しい、と。

 

子供とも向き合って欲しいし、2人目も考えたいし、夫婦の時間も欲しい。

もっとコミニュケーションをとりたいと思ったのです。

 

見知らぬ土地に引越して、近くに元旦那の実家はありましたが、友達もいませんでしたし、子供と2人きり。

パートに出ていたので、気は紛れていましたが、寂しさや孤独感がありました。

出産してから夜のなかよしも無くなっていました。

 

だからこそ元旦那との"時間"が必要だったのです。

 

この時に素直に寂しいと言えてれば。

また違った結果があったかもしれません。

 

この文章を見ると私は欲しい欲しいばかりでした。m(__)m

自分の未熟さが本当に嫌になります。

 

 

 

"お金"にこだわる元旦那と"時間"にこだわる私。

 

たくさん話し合いました。

まずはお金がないと時間を作れないと言う元旦那。

将来家族と過ごすために、今お金を稼ぎたい。

お金を稼げる行動をしたい。

子供に習い事をさせるにもお金がないと出来ない。

送り迎えや一緒に過ごす時間を作る為に、

家にいる時間を増やして家族と向き合う時間を作る為に、

老後の資金を貯める為に、

 

今、お金を稼ぎたい。

 

 

わかります。わかりますよ。凄く立派だし、将来の事を見据えて行動してくれてるのもわかります。

 

でも、どうしても同感できませんでした。

不満は募るばかり。

 

じゃぁ

今家族と過ごす"時間"は?

 

なんで1人で抱え込むの?

 

 

いくらお金があっても、その家族が将来居なかったら意味がないんじゃ無いの?

このままだとすれ違ったまま離婚になるかもしれないよ?

今は家族の絆を作る方が私たち夫婦には必要なんじゃ無いの?

 

そう伝えると、

将来必要なお金の事が全然分かってないと言われました。

具体的にいくら必要で、このままだといくら足りてなくてという話を聞きました。

 

 

元旦那の意見を聞いた上で、私なりに考え

じゃぁお互いの理想に近づける為に、私も正社員で働くよ。

その分お金には余裕が出ると思うから、副業を辞めてとまでは言わないけど、手を緩めて家族と向き合う時間を増やして欲しい。

それでも良い?

 

という提案をし、わかった。と同意を得ました。

 

そして、2019年に晴れて私が正社員になり、お給料は18万貰えるようになりました。

 

その時話し合った働き方は、土日のどちらか1日はお休みにして家族と過ごして欲しい。

祝日は私が仕事なので、元旦那が息子と過ごして欲しい。

平日3回は息子が起きてる時間に帰ってきて欲しい、でした。

 

 

以前は土日どちらか1日と祝日はお休み。

平日1回息子が起きてる時間に帰宅、でした。

 

離婚までの葛藤①〜ささいなすれ違い〜

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2016年に息子が産まれ、現在4歳。

私33歳。

 

マイホーム購入2018年。

 

離婚成立2021年。

 

マイホーム購入から3年が経っているので、

当時のことを思い出しながら、つけていた日記を見ながら

どうして私たち夫婦が離婚することになったのかを書いていきます。

 

本当に些細な事からだんだんと、心に亀裂が入りました。

 

最初のきっかけは元旦那の責任感、正義感が強く"お金"に執着し始めた事でした。

 

元旦那の幼少期は貧乏で、

雨が降ると家の中は雨漏れをし、バケツで水を溜めて過ごしていたそうです。

お菓子はパンの耳、

食事は大根の葉とひき肉を炒めた物がご馳走で、ギリギリの生活をしていたそうです。

ちなみに元旦那は3人兄弟です。

 

元義母は専業主婦、元義父はダブルワークでほぼ家には居なかったそう。

(元祖父の会社が倒産し、多額の借金が残っていた)

 

好きな物も買ってもらえず、

友達の間で流行っているゲームなども、勿論家には無かったそうです。

 

そんな背景があり、

元旦那はお金の大事さを身に染みて感じておりました。

なので自分の子供にはそんな思いはさせたく無い、という考えが先行していました。

 

それに加え、高齢化社会になり老後の年金額の引下げや、お給料昇給が難しい社会の中で、

いかにお金を稼ぐか。家族を守るか。

 

元旦那は色々考えた結果、元義父と同じようにダブルワークをする事にしたのです。

 

マイホーム購入後の元旦那の収入は手取り32万(本業のみ)

私10万程度でした。

 

支出額は

家のローン9万2千

光熱費1万(太陽光をつけているのでガス水道のみ)

保育料5万

元旦那の奨学金3万5千

通信費2万(Wi-FiAmazonプライム料含)

学資保険2万

食費4万

雑費1万

レジャー3万

お互いの小遣いそれぞれ2〜3万

 

ざっくりとですが36万ほどです。

 

残りの6万程度を貯金としていたのですが、これでは老後資金や娯楽費などは捻出できないと考えたのです。

 

全くその通りです。

 

それぞれのお小遣いが高すぎですよね。。

 

私はお金のことは元旦那に任せて、のほほんと暮らしていたのですが、

 

元旦那が副業を始め、あまりにもハードワークをするので、

(朝8時に家を出て仕事に行き、副業をし、終電で帰る。帰宅後も仕事を数時間する。)

 

これを週6。弱音も吐かず休む事もなく毎日。

 

本当に有難い事ですし、とっても感謝していたのですが、、、

 

ここから私たち夫婦に亀裂が入ることになります。